3匹の子ぶたの父親は死んでソーセージにされた
ディズニーアニメ「3匹の子ぶた」は、1933年に制作され、アカデミー短編賞を受賞した名作である。怖いオオカミに対抗すべく、3匹の子ぶたがそれぞれの家を建てる楽しいおとぎ話であるが、そのワンシーンに、ちょっとドキッとする描写がある。
物語の後半、レンガ造りの家に逃げ込み、無事にオオカミの魔の手から逃れた子ぶたたちが、喜んで歌う場面。ここで注目してもらいたい。背景に飾られた額縁の絵である。
本作のもとになったおとぎ話には、父親のエピソードは登場しないため、このシーンは制作スタッフの軽いジョークであると思われる。
こんなコミカルな作品に、なにげに恐ろしいブラックジョークを放り込まれていたとは…。
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