人気アニメ「鉄腕アトム」の第54話「アトムの初恋」は、猟奇的なストーリーで有名な一作である。
盗まれた爆弾の設計図を取り戻すべく、アトムが某国に潜入。そこで女の子形のニョーカというロボットに出会い恋心を抱くようになる。
しかし爆発を防ぐには彼女を解体するしかないことが判明。
地球を守るためなすすべく初恋の相手は解体され、最後は両足だけが残った。
悲嘆にくれたアトムは、ニョーカの足を自分の足と交換するように博士に嘆願する。
「ニョーカ、いつも一緒だよ」。切なすぎるエピソードである。
1978年に劇場公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」は、テレビシリーズ「宇宙戦艦ヤマト」の続編である。
テレビ版でヤマトがガミラス帝国を打ち破ってから1年後のこと。
新たな敵「白色彗星帝国」が地球を襲い始めたため、再びヤマトが宇宙へ旅立つという物語。
新たな敵はガミラス帝国より強大でヤマトの乗組員は次々と絶命。
さらに終盤では、ヒロインの森雪も命を落としてしまう。
主人公の古代進は一人でヤマトを発進させ、敵の巨大戦艦へ特攻をかける。
そして「ヤマトを愛してくださった皆さん…さようなら もう 二度と 姿を現すことはありません」とのテロップが流れたため、当時は映画で泣く人が多数いたという。
ところが2か月後に、何もなかったかのようにテレビ版「ヤマト2」の放送がスタート。
死んだはずの乗組員たちも当然のように姿を現すなど、多くのファンを怒らせる事となった。
バハムートラグーンとは1996年にスクウェアから発売された王道RPGである。空に浮かぶ世界を舞台とし、主人公である戦竜隊の隊長ビュウが仲間と共に神竜の伝説の謎に巻き込まれながら敵帝国と戦っていく物語である。スーパーファミコン末期の作品としてインパクトの高いキャラやストーリー、グラフィックの綺麗さから高い人気を誇る作品である。
ヒロインと主人公とは幼馴染で、幼い頃に教会で結婚を約束するほど淡い恋心を抱き合っている仲であった。しかし神竜の力を求める敵によってヒロインは連れ去らる。そして主人公を裏切り、主人公の宿敵であるパルパレオスと恋人関係となる。
敵の将軍の竜で空の散歩に出かけた際に、主人公の扱う竜と比べたシーン「サラマンダーより、ずっとはやい!!」は悪女として有名なシーンである。主人公のビュウとヒロインのヨヨ(ほかドラゴンへ)は名前の変更が可能であり、ヨヨは序盤に名称変更可能で、ヒロインということもあり好きな女の子の名前をつけた人も沢山いたとか。昭和のぴゅあボーイ共は「大好きなあの娘を寝取られた」と心に大きな傷を残すことになる。
1986年から放送がスタートし、世界40カ国で大ヒットとなった「ドラゴンボールZ」。そのエンディングテーマに使われた「でてこいとびきりZENKAIパワー!」の冒頭に謎の呪文のような音声が流れる場面がある。
その場面の内容はまったく聞き取れず、セリフなのかなんなのかわからない。当時の子どもはあまりの不思議さに、深い意味など考えずそのまま呪文を記憶していた、が、2010年に謎が解明される。
同曲を作った池毅氏のブログによると、「ボーカルのManna(マナ)さんのキュートでチャーミングなボーカル録音が無事終わり、彼女がお帰りになった後、コーラスパートやガヤ(かけ声)を私が一人多重録音で入れたのだが、曲をさらに面白くしたくなり、イントロや間奏に意味不明の言語を入れることを思いついた。
映画スターウォーズで酒場のシーンに出てくる宇宙人語の中には少数民族の言語を逆回転にしたり、さらにその音声をエフェクト加工して画面に当てているというような事を聞いていた覚えがあったので、私もちゃっかりその手法を使うことにした。
スタジオ現場にいた人たちや番組制作スタッフの名前をリストにして、一通り読み上げ6ミリテープに録音し、そのテープを逆回転再生させ、さらにピッチシフトをしてマルチトラックのイントロや間奏にかぶせたのだ。
狙いは見事にはまった。
ノウハウをご存じの方はイントロ部分や間奏部分を逆回転で再生してみて欲しい。色々と人の名前が出てくるのが聞き取れると思う」とのこと。謎の呪文は、人の声を逆再生再生して作ったものだったというわけである。
実際、問題の部分を逆再生してみると…
22年ぶりに明かされた音声トリックをお聞きいただこう。
1940年に放送が始まり、世界的なヒットになったアニメ「トムとジェリー」。乱暴な猫のトムと賢いねずみのジェリーが繰り広げるドタバタコメディーで、いまだに新作が公開され続けている人気作である。
仲良しのケンカが続くユーモラスな印象が強い作品であるが、初期の頃の「トムとジェリー」は大きく違う。
代表的なのが、1943年に制作の「勝利は我に」である。トムとジェリーがガチの戦争を繰り広げるエピソードで、いつものドタバタ演出とは異なり、本物のダイナマイトや銃声が飛び交ったあげく、最後にはトムが爆殺されて終わる問題作である。
そもそも、当初は社会的風刺の要素が強く、第二次世界大戦を模したもの。しかし、1960年代のごろから暴力シーンへの規制が厳しさを増し、アクションシーンの大半が編集で削られてしまう事態に。やがて現在のような、無害なコメディー路線に変わっていったというわけである。