東日本大震災の発生直後には多くの企業がCMを見合わせた。
その穴埋めとして大量に放送されたのがACジャパンのCMである。
一時期にはなんとCMの8割がACという状態になった。とうぜん同じCMばかりでうんざり、内容が震災直後ということを配慮していないと抗議も殺到。
ACは内容にそぐわないものを多くお蔵入りにした。
そんなCMをいくつか紹介したい。
「ちょっとだけバイバイ」という表現がまずかった。
「知層」という表現が地層→活断層に変換されるという理由。
1963に放送された「鉄腕アトム」。
平均視聴率30%を記録した国民的な人気アニメである。
21世紀の未来を舞台に少年ロボットが悪党を懲らしめる痛快作品である。
放送開始から3年が過ぎても高い視聴率を維持していたが、「モノクロアニメは古い」とのスポンサーの意向により1966年大みそかに最終回が決まった。
そうして迎えた最終話のストーリーは、太陽の暴走をアトムが捨て身で食い止めるというもの。
暴走した抑制物質を乗せたロケットに乗ったアトムが、そのまま太陽に突っ込んでいくという衝撃のラストである。
当時主人公が死ぬストーリーがほとんどなかったため、子供たちから「アトムを殺さないで」という電話が局に殺到したという。
1993年3月、日本テレビで放映されていた朝の情報番組「ジパングあさ6」で、生放送中に前代未聞の大事故が起きた。
その日、石鹸工場の取材を行っていた同番組は、関谷亜矢子アナウンサーをふくむ6名のスタッフで、東京・豊島の工場へ出向いた。
すると、石鹸の製造過程を撮影中に、目の前で大がまが外れて地面へ落下。大きな煙が立ち上った次の瞬間、工場内に大爆発が起きたのである。「熱い熱い」と必死の叫び声をあげつつ屋外へ逃げ出すスタッフたち。あたりは一瞬で阿鼻叫喚の様相へ変わったが、幸いにもスタッフたちは軽症ですんだ。
翌日、関谷アナは元気な姿で出演したが、焼け焦げた髪を切ったため前日とはヘアスタイルがすっかり変わったしまっていた。

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1971年からアニメ放送が始まった「ルパン三世」。天下の大泥棒・ルパン三世とその仲間たちが、あざやかな手口で宝物を盗み出す、言わずと知れた痛快アクションである。
そのアニメ版で一度は目にしたことがあるであろう、同じみなアイキャッチ。ルパン三世がさっそうと車に飛び乗るが、ハンドルが外れて路上に転がり落ちてしまう。シリーズを代表するシーンである。
このアイキャッチ、通常は山田康雄の「ありぃ?」というとぼけたセリフなのだが、過去に一度だけ、ルパンが呪いの言葉を吐くパターンがあった。
テレビシリーズ第二作目の7話「ツタンカーメン三千年の呪い」。ツタンカーメンのマスクを盗んだルパンが、その呪いによって高熱に苦しむというストーリーで、直後のアイキャッチでルパンが地面に転がった瞬間、いつものコミカルな声ではなく「たたりじゃー」と呪いのセリフを叫ぶのである。
これは1970年代に大流行した八墓村にあやかり、声優がアドリブで発したものだそうだが、当時は本気でトラウマになる子どもが続出したとか。