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トラウマCMまとめ

公共広告機構「黒い絵」2001年

図工の授業で、かわいい動物を描く級友のなかでただ一人、
無我夢中でひたすら画用紙を黒く塗りつぶす少年。
困惑する大人をよそに、黙々と画用紙に向かう少年。しばらくすると絵の正体が判明する。それは大きな鯨であった。
CMのテーマは「子供の想像力」。型にはめようとする社会への痛烈な皮肉だと思われる。

橘高株式会社「リッタースポーツ」

ナチスドイツの集会と思われるシュツエーションに、明らかにあの人のコスプレをした桂三枝(現、分枝)が「リッター、食ったー、美味かったーと」キャッチコピーを叫ぶ。
西ドイツのチョコとはいえ、ナチスドイツをモチーフにするとは…。
当然のように放送禁止に。

ハウス食品「ハウス・シャンメン」1975年

女性が「ハーイ、ラーメン時よー」と男性のところに運ぶと、「私作る人、僕食べる人」と言って食べるのは男性の方。このCMが放送開始して1ヵ月後に婦人団体からクレームが入る。「女性が料理を作るという固定観念で制作されている」と悪習を助長するとのこと。結果的に放送禁止になったものの、当時のマスコミは言葉狩りだと批判。祭りとなる。

ジョンソン・エンド・ジョンソン 「薬用リステリン」2008年

放送当初に流れていた冒頭のセリフの一部「まだ水曜日~」が問題視、後に修正を加えたバージョンを放送がこれ。ただ事態はそれでけでは終わらなかった。ラストシーンでゴミ箱をゴミ収集車に投げ入れる演出に「乱暴」「子供が真似をする」との批判の声が噴出。ゴミ袋を清掃員に渡す演出に再度修正。結果的に2度修正が加えられ、ぐだぐだになってしまったまれに見る珍しいCM。

日清食品「カップヌードル」2005年

少年の目線で砂浜を進む少年兵。さらに進んで金網の柵を抜けると、息を飲むほどの美しい海。幸せそうな顔でカップヌードルを食べるラストシーン姿が印象的なこのCM。少年兵そのものが不謹慎との理由で放送打ち切りに。

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