テレビ草創期を代表する伝説のトラウマアニメ。

1963に放送された「鉄腕アトム」。
平均視聴率30%を記録した国民的な人気アニメである。
21世紀の未来を舞台に少年ロボットが悪党を懲らしめる痛快作品である。

放送開始から3年が過ぎても高い視聴率を維持していたが、「モノクロアニメは古い」とのスポンサーの意向により1966年大みそかに最終回が決まった。

そうして迎えた最終話のストーリーは、太陽の暴走をアトムが捨て身で食い止めるというもの。
暴走した抑制物質を乗せたロケットに乗ったアトムが、そのまま太陽に突っ込んでいくという衝撃のラストである。

当時主人公が死ぬストーリーがほとんどなかったため、子供たちから「アトムを殺さないで」という電話が局に殺到したという。

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