村井秀夫刺殺事件

1995年4月、オウム真理教の東京総本部ビル前において、上九一色村のサティアンから戻ってきた教団幹部の村井秀夫が、暴力団の組員を自称する男に左腕と右わき腹を続けざまに刺される事件が起きた。
村井は腹の刺し傷が致命傷となり、出血多量で翌日に死亡。

当時の教団の本部には、24時間態勢で報道関係者や警察がはりついており、殺害の瞬間の様子はカメラに記録された。
その後、テレビのニュース番組やワイドショーが生々しい刺殺シーンを無修正で繰り返し放映したため、批判が殺到。やがて各局は報道を自粛した。
これほど殺人事件の一部始終が克明に記録されたケースは珍しく、多くの視聴者に衝撃を与えた。

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