カースタントで首を切断したスタントマン
1987年、オランダのサーキットで前代未聞のカースタントが行われた。
スタントマンは、40歳のアラン・バンクス。ヨーロッパの映画界では、かなりなの知れた人物で、アランドロンなどの大物俳優のスタントを一手に引き受け、「影の大スター」と呼ばれたプロ中のプロである。
スタントの内容は、縦に並ぶ3台のバスに車で飛び込み、そのまま突き抜けるというもの。
いままで成功者が一人もいない、難易度の高いイベントだった。
しかし、事件は起きた。スタントを成功すべく、普段よりも高速でバスに突っ込むと、バンクスを乗せた車はそのままバスを突き抜けて外へ。
大成功かと思われたが…
車はフロントガラスからキレイに失われ、バンクスの首ごと消えていたのである。
ジャンプした車体が天井のフレームによって削り取られてしまった。
悲劇の事故は日本でも何度かお茶の間に放映され、80年代を代表するトラウマ映像の一つとなった。
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